20番札所 西山 善峯寺(京都府)その1

善峯寺はその山号からもわかる通り、京都の西に位置する伽藍です。
公共交通機関で行く場合、JR向日町駅(もしくは阪急電鉄東向日駅)から阪急バス66番「善峯寺行き」に乗り、終点「善峯寺」で下車します。

ちなみに向日市には「激辛商店街」というものがあります。辛いの得意な方は参拝後ぜひ。

バスの終点である「善峯寺」で降りると目の前に参道への橋が見えます。

その橋を渡り、山門へずんずん進んでいきます。

坂道がしばらく続きます。途中で振り返ると桂川越しの京都が見えます。

さらに行くと、開山源算上人の座禅石があります。
源算上人が開山のためにこの岩石の上で40日近く坐座禅し、善峯寺を開山しました。なのでこの岩は「坐禅石」と呼ばれています。

さらにしばらく行くと善峯寺東門に到着します。ここまでくればあと少しです。

山門(楼門)
ここで入山受付をします。楼下の金剛力士は、運慶作とのこと。

観音堂(本堂)
山門をこえて階段をあがると真正面に本堂である「観音堂」が見えてきます。
元禄5年(1692)建立、桂昌院の寄進により再建された入母屋造のお堂です。

ご詠歌
野をもすぎ 山路にむかふ 雨の空 善峯よりも 晴るる夕立

文殊寺宝館
観音堂の横には文殊寺宝館があります。約300点の仏像・絵画・書跡・染織・陶器など貴重な文化財を収蔵しているそうですが、私が行ったときは閉まってました。

鐘楼堂(つりがね堂)
貞享3年(1686)桂昌院寄進。厄除けの鐘として有名。

護摩堂
本尊は五大明王

遊龍の松
五葉松で樹齢600年以上、全長37m、国の天然記念物に指定されています。

多宝塔
国の重要文化財で本尊は愛染明王です。

開山堂
開山源算上人のご廟所

少々長くなっちゃったので残りは次回に・・・。

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