1番札所 那智山 青岸渡寺(和歌山県)その2
前回に引き続き1番札所です。というか参拝はここからなんですが。
青岸渡寺は熊野那智大社と同じ場所にあります。
ですので、まずは熊野那智大社にお参りです。
熊野三山の一社であり、神武天皇の東征に由緒があります。
神武天皇が熊野から吉野へ攻め上る際、タカミムスビの神から遣わされ、一行の道案内に立った「八咫烏(やたがらす)」も祭られています。
現在、サッカー日本代表のシンボルマークになっている事でも有名です。
さぁ、いきましょう。
・・・また階段・・・
しかも絶賛工事中でした。
境内にひときわ目を引く大きな樟があります。
これは樟霊社といい、ご神木でありながら、中に入れるようになっています。
というのも、幹が空洞になっており、通り抜けができるんです。
護摩木をお受けして通り抜けしてきました。
ちょっと狭いのでヒゲでデブだとダメかもしれないと思いましたがなんとか通れました。白蛇も出ませんでしたしね。
この熊野那智大社から、まさに地続きのような感じで青岸渡寺が存在します。
まさにお隣さんといったくらいに隣接しています。まぁ、昔は一つの修験道場だったわけですから、当たり前なんですが。
お寺の敷地に入ったところで先達セットを装着し、先達としてははじめての参拝になります。
お写経・お札を納め、御軸にご朱印もいただき無事に終了しました。
御詠歌 補陀洛や 岸打つ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬
ご神体である那智の滝や本堂後方にある三重の塔もきれいに見えています。
前半に大門コースを選択したため、結構時間を使ってしまっており、帰りの特急電車の時間の関係から、飛龍神社に行けるかどうかギリギリになってきました。
ちょっと急ごうと山道を下っていたのですが、
ガサガサッ!
という音とともに茂みの中から野生動物が飛び出してきたっ!
トラか?イノシシか!?
トラだとしたら火とか焚いた方がいいんじゃないか?
でも禁煙してからン十年もたつからライターなんて持ってないって。
よし、ちょっと沈着冷静に、沈着冷静に。
襲ってこられた時に備えてバリケード作るか?
ん?あの模様・・・。
あっ シカだ。
シカでした。
かなり驚いたけど吉兆ということにしとこう。
どうでしょうごっこなんかしてるから、飛龍神社に行く時間無くなったけど。
というわけで、1番札所の参拝が無事終了いたしました。(ラストがこんなでいいのだろうか)
まぁ、大体こんな感じでどんどん行きますよー。
次回 2番札所 紀三井山 金剛宝寺(紀三井寺)ですー。
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