8番札所 豊山 長谷寺(奈良県)その1
長谷寺は花のお寺と呼ばれる真言宗豊山派の総本山にあたる寺院です。
近鉄電車大阪線で「長谷寺」駅で下車。
今日も良い天気で何よりです。
駅前からは坂を下っていきます。お寺に行くのに駅から下るというのは少し珍しい感じがしますね。
駅から長谷寺まではところどころに道しるべがあるので迷うことはないと思います。
しばらく行くと国道165号線の初瀬交差点から初瀬川(はせがわ)にかかる橋に出ますのでそれを渡り向こう岸へ。
すぐに突き当たりますので右方向へ初瀬街道を進みます。この道が参道になるため、いろいろなお店もあります。
実はこの長谷寺までの道のりの途中に33か所巡礼の番外その1である「法起院」があるのですが、長谷寺のお参りの帰りに行くことにしまして今はそのまま進みます。
参拝入山受付を済ませ仁王門をくぐると、長谷寺の代名詞ともいえる登廊(のぼりろう)が目の前に広がります。
敷地が結構広いこともあり、長谷寺のホームページにも主な参拝ルートとして2ルートが紹介されています。
今回わたくしはフルでまわろうと考えております。
この決定がのちに大変なことになるとは思いもしなかったのですが・・・。
登廊を上り始めてすぐに右側に「宗宝蔵」があります。
長谷寺六坊の一つで春と秋に宝物公開を行っておられます。
偶然僕が行った日も公開されていたので拝見することに。
(中は撮影できませんのでここまで。)
再び登廊に戻り進んでいくと今度は左側に「慈眼院」があります。
繋屋
蔵王堂で少し登廊からはずれて外へ。
紀貫之故里の梅
蔵王堂
三度登廊に戻り、最後の上りへ。
本堂
この本堂前に納経所があるので写経とお札を納めます。
ご詠歌
いくたびも参る心ははつせ寺 山もちかいも深き谷川
本堂には清水寺のような舞台があり、山を一望できるようになっています。
ご本尊は「木造十一面観音立像」でいわゆる「長谷寺式十一面観音」と呼ばれる右手に錫杖を持つお姿をしています。
(ご本尊も撮影できませんでしたので建物のみ。)
そしてこの後、冒頭で言っていた大変なことが起こるのですがそれはまた次回~。
次回 8番札所 豊山 長谷寺(奈良県)その2
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