1番札所 那智山 青岸渡寺(和歌山県)その1

2020年8月17日

さぁ、そういうわけでやってまいりました。和歌山県は紀伊勝浦駅。
大阪からJRの特急くろしお号で約4時間かけて到着しました。
天気にも恵まれていい巡礼日和ですなぁ。

紀伊勝浦駅は青岸渡寺の他、熊野三山の一社である熊野那智大社へ行くための駅でもあるために結構ひらけてます。
(実際は1駅新宮寄りの那智駅が最寄ですがここ紀伊勝浦からの方がバス等何かと便利です。)

足湯あり

商店街あり

・・・・・・・大雨あり・・・

これ、本当に同じ日の写真です。(というかほんの30分ほどです)

通り雨だったらしく雨もすぐにやみ、バスに揺られて青岸渡寺へ。

紀伊勝浦駅前からバスで青岸渡寺へ行く場合、南海バスで那智山方面行きに乗り、終点の那智山停留所から行くことになるのですが、3停留所手前の大門坂停留所から熊野古道を歩いて寺まで行くルートもあります。

と、ここで1回目の巡礼時の事を思い出しました。
初めてここに来たとき、駅前にあるバスセンターにこの大門から行くルートの説明POPがあったんですよ。
そのPOPには「ちょっとしたハイキング気分で行けます♪」と書いてあったので、だったらそっち行ってみるかと大門ルートを選択したんですが・・・。

当時完全な運動不足だった私は、途中で何度もくじけそうになりながら息も絶え絶えでお寺まで到着したのでした。

あのつらさは今でも覚えております。

そして今回、多少は運動もしている私。
前回に続き、大門坂ルートを選択しました。

ここが大門坂スタートの石碑。

ここからずーーーっと山に向かって直進です。
ってかこの道標の文字フォント・・・
「おわかりいただけだろうか」ってホラー系バラエティとかでよく使われるやつでは・・・?

まぁ、そんなことを考えつつ、どんどん進んでいきますよー。

途中夫婦杉とか石段とか結構歩きます。

樹洞とかもあり。

今は税は取られません。

そしてとうとう山道が終了し、近代的な階段が登場します。
やはりこの山道はきつい・・・。
しかも山道を歩いてきて、最後に階段って・・・。
そういえば前回もそう考えたっけ・・・。
いま思い出した・・・。

最後の力を振り絞り階段を上る。(←まだ参拝まで至ってない。)

おお、この絶景!
やり遂げた感でいっぱいです!(←しつこいようだが、まだ参拝まで至ってない。)

なんとか山門まで到着し、次回、やっとお参りです。