27番札所 書写山 圓教寺(兵庫県)その2

今回は前回の続き、圓教寺奥の院を後にして、金剛堂からです。

金剛堂までは石垣なども見ものです。

金剛堂は室町時代の建物で、内部には天女の天井絵があるそうです。

少し寄り道して展望公園へ。播磨灘が見えますね。

ここは薬師堂。鎌倉時代の建物で、ここ圓教寺にある建物で最古のものだそうです。根本堂とも呼ばれます。
ちなみに圓教寺のHPでは「根本薬師堂」となっています。

鐘楼です。鎌倉後期の建物とされており、全国的にも古い鐘楼と言われているそうです。

法華堂。現存の建物やご本尊は江戸時代のもの。

瑞光院と大黒堂
瑞光院は現存する圓教寺塔頭六院の一つで、この向かいに大黒堂があります。
塔頭(たっちゅう):大寺院の敷地内にある小寺院や別坊、独立寺院のことです。

十妙院
江戸時代の建物で、平成7年に大修理が完了。圓教寺型ともいえる独特の構造を持った塔頭。

仁王門に戻ってきました。
往路はバスにお世話になったので、通ってませんので裏からの到着になります。本来はここからが聖域になります。

慈悲の鐘
平成四年に創建された鐘。

と、いうわけで帰ってきました。
ここ圓教寺はかなり寺域が広いので、ゆっくりと廻ろうとするとかなりの時間がいるかと思います。
もし、行こうと思われた方は少し時間に余裕を持っていかれることをお勧めします。

 

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