23番札所 応頂山 勝尾寺(大阪府)
今回は大阪にある勝尾寺です。
勝尾寺は滝で有名な箕面(みのお)にあり、勝ち運の寺と言われています。
しっかりとお参りをして勝てるようにならねば・・・。(何に)
アクセスは大阪梅田から地下鉄御堂筋線を使い「千里中央」駅まで行き、そこから阪急バスに乗り換えて山門前まで行けます。
※注意:平日のバスの本数は1日3本という少なさなので事前チェックが必要です。
ちなみに、御堂筋線は「江坂」という駅まででそれ以降「千里中央」までは北大阪急行電鉄という別会社の路線になります。(基本、相互乗り入れなので乗り換えとかなしで行けますが)
今回、平日のお参りだったのでバスの時間に合わせづらかったので、「千里中央」からさらに大阪モノレールに乗り換え「彩都西」まで行き、そこからカーシェアの車で行こうと思います。
というわけで、やってきました「彩都西」駅。
ここは現在、大阪モノレール彩都線の終着駅になります。この先は延ばすのかなぁ・・・。
無事に車を借り出し、少し走って勝尾寺に到着です。
勝尾寺は勝ち運の寺と呼ばれていますが、勝尾寺が言う「勝つ」は己に打ち勝つという事らしいです。つまりは「克己」。転んでも倒れても起き上がり、最後には己に打ち勝つ「七転び八起き」の精神を伝えているとの事です。
なので、勝尾寺では「勝ちダルマ」を奉納することができます。
(境内では至る所にこのちっこいダルマがいますよ。)
さて、この勝尾寺ですが境内が約八万坪あるとのことで、かなりの広さです。
入り口から入るとすぐに山門(仁王門)があります。
この山門は豊臣秀頼が1603年に再建したものだそうです。山門をくぐると橋があり、これを「お清め橋」と呼んで俗世の世界と境内(仏さまのお庭)を区切る神聖なものとされているようです。
橋中央で立ち止まり合掌。(と言いつつ写真撮ってますが)
橋を渡ると右側が知恵の環と弁天堂に至る道が左側には宿坊があります。
本堂は左側へ。
まっすぐ進むと前方に多宝塔が見えてきますが、このまま直接はたどり着けません。
一旦左に進み、一願不動尊、勝ちダルマ奉納棚を経て厄ばらい三宝荒神社にたどり着きます。
この荒神社は日本最初の荒神社として有名です。
社の隣に鎮守堂、開山堂、水掛け観音堂、大師堂が並んでいます。
そして本堂に到着です。
ご詠歌:重くとも 罪には法の 勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ
鐘つき堂
厄除けの鐘で自由に撞けます。
本堂の横にある納経所
いたるところにいる、ちっこい勝ちダルマ
不動堂
不動明王が祀られています
二階堂
第四第座主証如上人によって建立されたお堂で、法然上人が4年間とどまられたそうです。
なので「法然上人第五番霊場 納骨堂」とも呼ばれます。
山門を上から
多宝塔
大日如来像が祀られています。
弁天堂
インド・ヒンドゥー教でサラスヴァティーと呼ばれる芸術・学問などの知を司る女神が中国を経て日本に「弁財天」として伝えられた。
まぁ、いわゆる「弁天さま」ですね。
弁天堂からさらに少し進むと池のコイにあげるエサを売っている。
というわけで買ってみた。
平日の昼間という事もあり、参拝客が少なく当然エサをあげる客もおらず・・・
待ち構えておられますなぁ。
うひゃぁ
これこれ、ケンカせずお食べ・・・って聞いてないね。
そして再び「お清め橋」を渡り、山門に戻ってきました。
最初の方でも書きましたが、約八万坪ありますので普通に回っても結構時間がかかります。
一日ゆっくりできますよ。
次回 24番札所 紫雲山 中山寺(兵庫県)
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