17番札所 補陀洛山 六波羅蜜寺(京都府)
今回の33か所巡礼も折り返しに到達しまして、ここからは後半戦になります。
前回の清水寺から徒歩圏内にある六波羅蜜寺が今回の目的地です。
清水寺を出て、清水坂を下っていくと途中で駅の方へ行く五条坂との分岐点に差し掛かりますが、今回はそのまま清水坂を下ります。
しばらく進むと府道143号に行き当たります。そこが「清水道」の交差点です。
この交差点を超えると道は「松原通り」という名前に変わりますが、まだまだまっすぐ進みます。
まっすぐ進んでくると、このような標識が出てきますので、指示に従って進むと六波羅蜜寺なのですが、この標識のあるところにとても有名なお店があります。
「京名物 幽霊子育飴:みなとや幽霊子育飴本舗」
すごく有名な怪談なのでみなさんご存じでしょうが、簡単にご披露すると・・・
若くして亡くなった女性がおり、手厚く葬られたのですが埋葬後に赤ん坊を出産します。このままだと赤ん坊が死んでしまうという事で、三途の川の渡し賃である六文で飴を買い赤ん坊を飢えから守っていた。
かなり端折ってますが、こういうお話です。
なお、あの有名な「ゲゲゲの鬼太郎」の前の作品である「墓場奇太郎」の元ネタがこの子育て幽霊の話なんだそうです。
飴も昔ながらのお優しいお味で大変よろしゅうございました。
この飴屋さんを出ると正面に六波羅蜜寺が見えています。
福寿弁財天
本堂(十一面観音立像)
ご詠歌:重くとも五つの罪はよもあらじ 六波羅堂へ参る身なれば
なで牛もマスク着用中
撫でることも心の中でとのこと。
次回 18番札所 紫雲山 頂法寺(六角堂:京都府)
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